学生時代は旅行学科で専門知識を学び、旅行会社で経験を積みました。その後、30カ国渡り歩き、さらにセブ島留学で英語とITを学びました。そして現在、セブ島に住んでおります。
セブ島に来る前は、留学から帰ったら日本の旅行会社で働こうと考えていました。
しかし、セブで生活をしていくうちに日本にはない文化や習慣、人から得るものがたくさんある事に気付かされました。
そんなセブ島の魅力をもっと日本のお客様に知ってもらいたいと考え、セブ旅のサービスを開始させて頂きました。ご質問や予算、旅行企画等でお困りの担当者様、お気軽にお問合せ下さいませ。
我々日本人が持っていて、フィリピン人にはないもの
私たち日本人は義務教育で色んな事を学び、もちろんテレビやインターネットで色んな情報を得たりしていますよね。
海外旅行や留学も当たり前のような時代になってきていると感じます。
私たちにとっては当たり前かもしれませんが、フィリピン人はそういった娯楽、情報や教育に触れる事すら出来ない人がたくさんいます。
その影響もあってか、経済成長ではASEAN諸国の中でも少し遅れを取っています。まだまだ貧困地域を多く抱え、インフラも日本とは比べようのない環境です。
その点、日本はアジアでも有数の先進国で、世界にも誇れる経済大国です。
フィリピン人からすると日本人は、何十年も未来から来たような感覚を持っているのかもしれません。
ただ、セブは急速な経済発展を遂げていて、我々のセブオフィス周辺もまさに建設ラッシュです。
30年もすれば、今の日本のように便利で経済的に豊かな国になるのでしょうか。
フィリピン人が持っている大切なもの
日本では、仕事や勉強、育児等に追われ、大変な毎日を送っている人もたくさんいるでしょう。
生活が便利になり過ぎてそれが当たり前になり、時間にも追われて余裕が無くなり、いつの間にか大事なものを忘れてしまっているようにも感じます。
それに比べ、フィリピン人達はどこか余裕に見えます。とにかく陽気でよく笑うんですよね。いつも楽しそうに踊ったり歌ったりしています。
フィリピン人のほとんどが貧困層で不便な生活をしていますが、足りないところは大家族、親戚や友人と支え合って暮らしている人が多いのです。
その為、フィリピン人はホスピタリティに溢れています。
お金や仕事に恵まれていなくても、彼らは幸せな過ごし方を知っています。
私も最初に感じた事は、お金も無く、不便で大変そうといった印象でした。しかし、フィリピン人と交流する度に、印象が大きく変わりました。
SNSやインターネットがまだ主流ではなかった1990年代中頃までは、ほとんどの会社で社員旅行の実施がありました。
今と比べ便利なツールが無かった時代、人と直接助け合う、話し合う事でチームワークの形成を大切にしていたのでしょう。
最近の日本は、SNSやインターネットの普及により便利になり、組織、チーム内のコミュニケーション不足は如実に現れています。
職場でも相互に協力し合う、助け合うといった意識の低下を感じる人も少なくないでしょう。
そういった企業様、団体様に、セブの人々や自然に触れながら、コミュニケーション不足を解消出来るような一生の思い出に残る旅行プランを提供するというのが、私たちセブ旅の想いです。